通訳案内士の資格の価値についてしらべてみた
こんにちは声豚です。
ここ最近、外国人向けのガイドをやりたいと思い通訳案内士について調べていたのですがそもそも通訳案内士の資格にどの程度価値があるのかしらべてみました。
通訳案内士資格
こちらの政府サイトを参照しています。 通訳案内士試験概要|通訳案内士試験概要|日本政府観光局(JNTO)
概要
通訳案内士(通訳ガイド)は、単に語学力が優秀であるだけでなく、日本の地理、日本の歴史、さらに産業、経済、政治および文化といった分野に至る幅広い知識、教養を持って日本を紹介するという重要な役割を負っています。外国人旅行者に日本の良い印象を持って帰ってもらうことは、正しい日本理解の第一歩となり、通訳案内士(通訳ガイド)の仕事は、“民間外交官”とも言える国際親善の一翼を担うやりがいのある仕事です。
やりがいのある仕事のようです。
試験
試験は筆記試験と口述試験
筆記試験の科目は以下の4つ
一部外国語を除きマークシート方式
外国語は資格によって免除がある模様
口述試験は後日選択した外国語の実践的コミュニケーション能力をみる
筆記試験の会場が各政令指定都市(?)、口述試験を開催しているのが英中韓が東京大阪福岡、それ以外が東京
結構地方の人は受験受けるの大変ですね
過去問
過去問が公開されていたので軽く見て見ました。 筆記試験過去問題 (一部)|通訳案内士試験概要|日本政府観光局(JNTO)
結構難しそうという印象でした。
筆記の合格点が70点なので当たり前ですが勉強が必要そうです。
合格率
平成28年度の受験者数が11,307名、最終合格者が2,404名、合格率が21.3%なので結構狭き門ですかね。
一応合格者数増やそうとがんばってるみたいです。
通訳案内士の仕事の実態
こちらの資料を参考しています。
http://www.mlit.go.jp/common/001066340.pdf
仕事内容
7ページの資格取得者の活用状況をみると75.7%が未就業となかなか悲しい実情です。
専業としている人も6%と大変低い状況です。
仕事の受注の方法としてもスポットでうけるといったフリーランス的な働き方でしょうか
見た感じ通訳案内士の団体や旅行会社から旅行客を斡旋してもらうといった仕事の取り方が大きいようです。
収入
12ページ通訳案内業に関わる年収を参照すると年収も400万円未満の人が大半のようです。
狭き門の資格としてはなかなか悲しい収入になるのかなと思います。
そもそも仕事の受注が難しそうなので、今後、もし通訳案内士を主として暮らしていくならairbnbなどの民旅系のサイトは必須になりそうですね。
通訳案内士の価値
以上を鑑みて取るのは難しいけどそれで稼ぐのは難しそうという印象です。
現状、有償で外国人を案内するためには必要な資格ではありますが来年から無資格でも案内ができることもあり差別化が求められます。
強いて言えば外国語以外の知識、地理歴史を有している証明になりうるかもしれません。
終わり
通訳案内士について調べました。
なかなか簡単に取れるような資格ではないにもかかわらずそれで食べていくのは難しい資格職業であり、来年から無資格者との差別化を強く求められるものになるのかなと思われます。
とは言え国家資格なのでとってそんはないとおもいます。
なので語学勉強のモチベーションとして目指してみようかと思います。